Tokyo

吉村益信、篠原有司男、小島信明

2016/5/21–6/18

この度、東京画廊+BTAPでは吉村益信、篠原有司男、小島信明の作品を展示いたします。
昨年、Walker Art Center(ミネアポリス)で「International Pop」展、Tate Modern(ロンドン)で 「World Goes Pop」展が相次いで開催され、これまで欧米の文脈でしか研究がなされていなかった ポップアートの定義を解体し、その国際的な広がりに着目する機運が高まっています。日本からは 篠原有司男、小島信明らの作品が出品され、日本の60年代の美術が世界的文脈で再評価されていま す。
吉村、篠原、小島は1960年頃から読売アンデパンダン展を中心にハプニング的作品を発表し始めま した。同展を母体にネオ・ダダイズム・オルガナイザーズと呼ばれた前衛集団が結成され、街頭で のパフォーマンスや廃品を使ったオブジェ作品などで、当時の美術界に大きな衝撃を与えました。 篠原と吉村はグループの創生メンバーです。
戦争と占領の時代に育った彼らは、欧米の大衆文化や戦後美術を自文化のように吸収しつつ、日本 土着の大衆文化を素材として引用し、作品を制作しました。たとえば、ラウシェンバーグの作品を 複製した篠原の代表作<イミテーションアート>は、「オリジナル」とされる文化に「複製」を対 峙させるというポップアートの戦略を突き詰め、ある種の権威になりつつあったポップに挑戦した ものです。それは、戦争による荒廃から国際都市へと急速な変貌を遂げた東京ならではの表現形態 であり、日本の戦後前衛美術史において特筆すべき活動と言えるでしょう。
本展では60年代当時の貴重なオリジナル作品を中心に構成する予定です。是非とも広報にご協力賜 りますよう宜しくお願い申し上げます。

WORKS

Artist
小島信明 / Nobuaki Kojima
Title
経過スルコトニツイテ
Year
1987
Size
198 x 161.5 x 53 cm
Material
FRP, acrylic paint, canvas
お問合わせ
Artist
吉村益信 / Masunobu Yoshimura
Title
クッキング (Edition size 5)
Year
1967-76
Size
40 x 52 x 37 cm
Material
Kitchen microwave, fluorescent tube
お問合わせ
Artist
篠原有司男 / Ushio Shinohara
Title
Pistols on Airmail (Edition size 5)
Year
1965
Size
80 x 10 cm
Material
Silkscreen on coated paper
Artist
小島信明 / Nobuaki Kojima
Title
無題 (Edition size 100)
Year
1968
Size
70.8 x 47.5 cm
Material
Silkscreen on paper
お問合わせ
Artist
篠原有司男 / Ushio Shinohara
Title
ハンドミラー
Year
1967
Size
47.5 x 40 cm
Material
Fluorescent paint, lacquer paint and acrylic sheet on canvas mounted on board
Artist
小島信明 / Nobuaki Kojima
Title
Jacket
Year
1977
Size
156.5 x 110 cm
Material
Acrylic on canvas
お問合わせ