Tokyo

慶慶

2005/10/21–11/19

チン・チン個展
2005/10/21(fri) - 11/19(sat)

オープニングパーティー:2005年10月21日 17:00-21:00
*今回のオープニングパーティーは「銀座の夜会」の関連イベントとなります。

アートフェア東京でのご好評に答え、東京画廊は今秋チン・チン(慶慶)の新作をご紹介します。
チン・チンは中国大山子・798エリアにアトリエを構える中国人女性アーティスト。彼女が作るファイバーワークスの作品は、全て天然素材から出来ています。その美しさは世界中で高く評価されてきており、今回は満を持して、日本で個展を開催する運びとなりました。
新しい素材が次々と開発され、写真やメディアアートなど新しい表現が注目されていますが、今回はアートの世界でも自然素材というスローなものにスポットを当ててみる試みです。
また、一見日本の着物のようにも見えるこの衣服は、中国の伝統的な衣服の形式を再現したものです。古く忘れ去られつつあるものをもう一度見つめてみることで、新しいものが生まれる面白さをチン・チンの作品は伝えています。

なお、今回のオープニングパーティーは「銀座の夜会」(*1)の一環イベントとなります。今年は20画廊がシャンパンを振舞い、銀座で華やかに皆様をお迎えする予定です。どうぞ秋の夜長を美しい美術作品とお楽しみください。

*1:全銀座会催事委員会が毎年秋に銀座の全地域で、賑わいとイメージ向上を目的として開催する「プロムナード銀座2005」の一イベント。第一回目の昨年が好評だったため、今年は参加画廊を増やし、芸術を愛する大人の方々に秋の一夜、画廊を開放する。
●日時:2005年10月21日(金)17:00-21:00、
参加予定画廊:飯田画廊、永善堂ギャラリー、ギャラリーうちやま、ギャラリー玉英、ギャラリーためなが、ギャラリー新居、ギャラリー広田美術、銀座柳画廊、銀座黒田陶苑、小林画廊、相模屋美術店、ジャンセンギャラリー、瞬生画廊、真玄堂、靖山画廊、泰明画廊、東京画廊、日動画廊、花田美術、番町画廊、フジヰ画廊(50音順、7月28日現在・全21画廊)

チン・チン(慶慶) Qing Qing
1953年北京生まれ。北京とベネチアにてイギリス文学、ドイツ文学を学んだ後、1994年からインスタレーション作品を発表。美しいファイバーワークスは世界中で高く評価されている。

主な展覧会
2004年「Nature-Substance Substance-Nature-Thing In Boxes」作家アトリエ
2000-2004年 北京大山子芸術祭
2003年「Asian Women and Her Stories展」 ソウル
2003年「チン・チン・インスタレーション」 Today Gallery
2002年「チン・チン イズ バック」New Work Exhibition
2002年「現代中国の美術展」 福岡アジア美術館
2001年「チン・チン新作展」中国現代画廊、ロンドン
2000年「Corruptionists展」パブリックスペース、北京
「Womanifesto II」第二国際ウーマンズアートイクスチェインジ、バンコク
1999年 ベネチアテキスタイルフェスティバル、オーストリア
1997年「直観、体験、概念」中央美術学院ギャラリー、北京