杉山功は1977年に東京造形大学彫刻科を卒業後、同大学研究室へ進学。1983年、卒業と同時にイタリアへと渡り、カラーラ美術アカデミーに入学します。卒業後はイタリアに留まり、ミラノ、カラーラを拠点に制作活動を行ってきました。これまで主にヨーロッパで個展を開催し、世界各地のグループ展やアートフェアで作品を発表しています。
杉山の彫刻は大理石と木から成ります。未加工の大理石を自然に見立て、そこに家のフォルムを配置することで、文明の存在をほのめかすのです。ゆっくりと風化していく石と、早々と朽ちて消える木の対比によって、自然の時間と文明の時間の異なるリズムが喚起されます。このような光景を俯瞰する作家あるいは我々の視点は、世界の全体を捉えようとする宗教的なビジョンとも言えるのです。
Beijing
2023/7/1–8/19
『有楽町ウィンドウギャラリー』
会期：2024年3月1日（金）～3月24日（日）
会場：丸の内仲通り付近の商業店舗8軒
アーティスト：杉山功
『コレクション展』
会期：2023年 4月28日 (金) − 7月9日 (日)
会場：岩手県立美術館 (岩手県・盛岡市)
アートフェア東京 2023
会期：2023年 3月10日 （金）– 3月12日（日）
会場：東京国際フォーラム・ホールE
ブース：S010
アーティスト：近藤高弘、杉山功、シムラブロス、Ayako Someya、松浦浩之
『有楽町ウィンドウギャラリー』
会期：2022年 3月 4日 (金) – 21日 (祝・月)
場所：丸の内仲通り沿いの店舗（有楽町1丁目、丸の内3丁目）