Gyoko Yoshidaよしだぎょうこ

1970年名古屋生まれ。1996年多摩美術大学大学院絵画研究科日本画専攻修了。よしだぎょうこは「日本の絵画」の探求を一貫したテーマとして制作を続けています。中心点を持たず、各部分が独立しつつ空間総体を現出させるという日本独自の構成法は、琳派・狩野派にその優れた例を認めることができます。よしだの作品は、西洋の強い影響下に発展した日本の現代美術を問い直し、その独自の可能性を探るものです。よしだは絵画やインスタレーションなどさまざまな形式を用いて、日本美術の過去と現在が交錯する視覚的イリュージョンを生み出します。漆や紗、和紙、顔料などの古典的な素材だけではなく、鏡や集光塩ビ素材などを使用し、視点から視点への移行によって構成されていく空間を立ち上げるのです。

WORKS

Title
空間に満散(みち)るちからのための素描
Year
2007
Size
175 x 356 cm
Material
Lacquer, Mineral Pigment, Gold Leaf, Acrylic, Polyester Resin, Mirrored Paper, Japanese Paper
お問合わせ
Title
Morph-retracting moonlight
Year
2008
Size
117 x 91 cm
Material
Acrylic, botanical glue, mineral pigment, on canvas
お問合わせ
Title
Morph-beaming shadow
Year
2008
Size
117 x 91 cm
Material
Acrylic, botanical glue, mineral pigment, canvas
Title
PAINTING/LAYER_薄暮・PAINTING/LAYER_夕闇
Year
2013/2014
Size
Dimensions variable
Material
Silk organdy, wood frame, stainless steel board
お問合わせ

EXHIBITIONS

Beijing

朱建忠、王舒野、張詮、葉劍青 Neo-Mōrōism Exhibition Series: Co-existence of Past and Present

2022/3/12–4/28

Tokyo

吉田暁子  視/夜(しや)_意義黎明

2009/3/25–4/18

Tokyo

吉田暁子  満散(みち)るちから

2007/1/24–2/17

Tokyo

吉田暁子 にっぽんの画 様式の愉悦

2004/10/7–11/2

NEWS

よしだぎょうこ

『金沢美術工芸大学教員研究発表展2020 美大のしごと』
会期:2021年 1月 19日(火)- 1月 31日(日)
会場:金沢21世紀美術館 ギャラリーB(地下1階)
時間:10:00~18:00(最終日17:00閉場)