Tokyo

近藤高弘 結露

2022/10/8–11/12

東京画廊+BTAPでは10月8日(土)より、近藤高弘個展『結露』を開催いたします。

近藤高弘は1958年京都生まれ。人間国宝(染付)の祖父・近藤悠三と父・近藤濶のもとで育ち、卓球で日本代表選手になった異色の経歴を持ちます。25歳から陶芸の道を志し、1994年には京都市芸術新人賞を受賞、2002年には文化庁派遣芸術家在外研修員として、エジンバラ・カレッジ・オブ・アート・マスターコース(イギリス)を修了しました。

初めは伝統的な染付作品を制作した近藤でしたが、その後、金属や鋳造ガラスなど新しいメディウムを取り入れ、独自の造形表現を確立しました。1993年に、陶にプラチナ、金、銀、ガラスの混合物を粒状に結晶化させるオリジナル技法「銀滴彩」(特許取得)を生み出します。磁器に繊細な煌めきをもたらし、表面の雫にさまざまな表情を与える同技法は、土を媒介として、火の中から水を生むことをコンセプトとしています。

本展では銀滴彩に焦点を絞り、水をテーマに制作した「Reduction」、「Wave」など、旧作、新作合わせて十数点を展示致します。特に、東日本大震災の衝撃から制作された坐像「Reduction」は、ボストン美術館やギメ美術館など5つの美術館に収蔵された作品です。また、中国・洛陽博物館の協力のもと、唐三彩の鎮墓獣を型取りし、それを銀滴彩で再現した作品を、新たな試みとして展示いたします。

近藤の主な個展に「-手の思想-」(何必館・京都現代美術館、2017年)、「生水ーうつろいゆくウツワー」(瀬戸内市立美術館、2016年)、「セルフ ポートレート」(伊丹市立工芸センター、2010年)、「変容の刻 ーMetamorphoseー」(京都芸術センター、成羽美術館、パラミタミュージアム、2007年)、「Takahiro Kondo: New Blue & White」(スコットランド国立美術館、1995年)などがあります。東京画廊+BTAPでは、2011年の『モノケイロケモノ』展に出品し、2018年には作曲家・一柳慧との二人展『消滅』を開催しています。本展は近藤にとって弊ギャラリーでの初個展です。

皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

WORKS

Title
リダクション
Year
2014
Material
Porcelain with cobalt pigment under clear glaze and silvermist
Size
80 x 65 x 46 cm
お問合わせ
Title
鎮獣
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
56 x 25 x 18 cm
お問合わせ
Title
鎮獣
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
43 x 16 x 14 cm
お問合わせ
Title
鎮獣十二干支
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
Dimension variable
お問合わせ
Title
鎮獣
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
72 x 21 x 20 cm
お問合わせ
Title
鎮獣
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
65 x 24 x 18 cm
お問合わせ
Title
鎮獣
Year
2021
Material
Porcelain clay with silver mist
Size
72 x 21 x 20 cm
お問合わせ
Title
銀滴碗「波」
Year
2019
Material
Marbleized porcelain with silver mist
Size
8.1 x 12.5 cm
お問合わせ
Title
銀滴碗「波」
Year
2019
Material
Marbleized porcelain with silver mist
Size
7.8 x 12.5 cm
お問合わせ
Title
銀滴碗「波」
Year
2020
Material
Marbleized porcelain with silver mist
Size
8.3 x 12.2 cm
お問合わせ
Title
銀滴碗「波」
Year
2020
Material
Marbleized porcelain with silver mist
Size
9 x 13.2 cm
お問合わせ
Title
銀滴碗「波」
Year
2020
Material
Marbleized porcelain with silver mist
Size
7.7 x 13.7 cm
お問合わせ

近藤高弘は1958年京都生まれ。人間国宝(染付)の祖父・近藤悠三と父・近藤濶のもとで育ち、卓球で日本代表選手になった異色の経歴を持ちます。25歳から陶芸の道を志し、1994年には京都市芸術新人賞を受賞、2002年には文化庁派遣芸術家在外研修員として、エジンバラ・カレッジ・オブ・アート・マスターコース(イギリス)を修了しました。
初めは伝統的な染付作品を制作した近藤でしたが、その後、金属や鋳造ガラスなど新しいメディウムを取り入れ、独自の造形表現を確立しました。1993年に、陶にプラチナ、金、銀、ガラスの混合物を粒状に結晶化させるオリジナル技法「銀滴彩」(特許取得)を生み出します。磁器に繊細な煌めきをもたらし、表面の雫にさまざまな表情を与える同技法は、土を媒介として、火の中から水を生むことをコンセプトとしています。
近藤の主な個展に「-手の思想-」(何必館・京都現代美術館、2017年)、「生水ーうつろいゆくウツワー」(瀬戸内市立美術館、2016年)、「セルフ ポートレート」(伊丹市立工芸センター、2010年)、「変容の刻 ーMetamorphoseー」(京都芸術センター、成羽美術館、パラミタミュージアム、2007年)、「Takahiro Kondo: New Blue & White」(スコットランド国立美術館、1995年)など。また作品の主な収蔵先に、メトロポリタン美術館(ニューヨーク)、ブルックリン美術館(ニューヨーク)、ボストン美術館、サンパウロ美術館(ブラジル)、スコットランド国立博物館(エディンバラ)、国立ギメ東洋美術館(パリ)などがあります。

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