大岩オスカールは1965年、ブラジル・サンパウロに日系ブラジル人二世として生まれます。1989年にサンパウロ大学建築学部を卒業後、より広い活躍の場を求めて、東京（1991～2001年）、次いでニューヨーク（2002年～）と拠点を移し、制作活動を行ってきました。大岩の絵画は、都市での生活体験を基盤に、それぞれの土地の環境と向き合いながら制作される点に特徴があります。俯瞰的な構図と大画面を用いて、自然や都市をダイナミックに描くだけではなく、風景のほころびから垣間見える社会の多面性をユーモアを交えて明らかにするその作品は、国際的に高く評価されています。
近年では、2008-09年に東京都現代美術館、福島県立美術館、高松市美術館を巡回する個展を行い、2016年の瀬戸内国際芸術祭では、直径12mのドーム内部を油性マジックの描画で埋め尽くすインスタレーションを制作しました。2018年にはサンパウロのJapan Houseで、2019年には金沢21世紀美術館で個展が開催されるなど、国内外で精力的にアーティスト活動を行っています。
Tokyo
2018/7/21–9/22
展示会名：大岩オスカール個展「ライトショップ」
会期：2024年04月26日(金) - 05月15日(水)
会場：京都 蔦屋書店 5F エキシビションスペース
アーティスト：大岩オスカール
『大岩オスカール個展 絵本&版画 出版記念』
会期：2023年 2月 23日 (木・祝) － 3月 21日 (火・祝) *3月14日（火）closed
会場：六本木ヒルズ A/Dギャラリー
『感覚の領域 今、「経験する」ということ』
会期：2022年2月8日（火）– 2022年5月22日（日）
場所：国立国際美術館（日本・大阪）
MOTコレクション「Journals 日々、記す」
会期：2021年7月17日（土）〜 10月17日（日）
場所：東京都現代美術館（日本・東京）