展覧会(東京)

宮澤男爵 「生々変転」
2015.1.17(Sat) - 2.21(Sat)

●トークイベント
2015年1月17日(土)|15:00-16:00
成相肇氏(東京ステーションギャラリー学芸員)× 宮澤男爵(アーティスト)

●レセプション
2015年1月17日(土)|16:00-18:00
東京画廊+BTAPにて

このたび東京画廊+BTAPでは1月17日(土)より宮澤男爵個展『生々変転』を開催致します。

宮澤男爵は1981年千葉県生まれ。2004年に東京都が主催する公募展『トーキョー・ワンダーウォール公募2004』で入選し、東京画廊+BTAP(東京)では2008年に古林希望との二人展『消息』、2010年に個展『宙吊り』、北京のBTAPでは2011年に個展『消息』を開催しました。国内では5年ぶりの個展となる本展では、薄い和紙を使った作品群と、塑像からなる立体の新作を展示致します。

宮澤はこれまで主に鉛筆とボールペンでドローイング作品を制作してきましたが、近年は和紙、水彩、油彩、粘土など、さまざまな素材、支持体を用いて制作に挑んでいます。宮澤の作品に現れる人物像は、危うい素材に依存しつつ画面を漂い、現代社会における自己の不確かさを示唆しているかのようです。本展で発表する和紙のシリーズは、支持体と水彩の間の偶発的な色彩の広がりによって、人物が描かれています。破いて紙縒りを撚ったり、和紙を幾層に重ねて描く技法は、素材の性質がより一層際立ち、宮澤の制作の実験的な側面を強く表しています。

今回の展覧会のタイトル「生々変転」は横山大観の<生々流転>を参照しています。交通や通信の発達によってバーチャル化した社会状況が、大観の表す伝統的な無常観にどこで連なるのか。現代日本を生きる作家としての宮澤の表現を、この機会にどうぞご高覧ください。

初日の1月17日(土)の15時より、東京ステーションギャラリー学芸員の成相肇氏を招いて、アーティストトークを開催致します。皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

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